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ぎやまん物語

文春文庫 き16−9

出版社名 文藝春秋
出版年月 2015年12月
ISBNコード 978-4-16-790513-2
4-16-790513-2
税込価格 715円
頁数・縦 333P 16cm

商品内容

要旨

秀吉への貢ぎ物としてポルトガルから渡来したぎやまんの手鏡。於祢、淀君、お江、さらには尾形光琳や赤穂義士らの手を経めぐり、豊臣政権末期から江戸時代に生きた人々の心模様を写し出していく―。著者の遺作となった華麗な歴史絵巻を、文庫化にあたり単行本未収録作品も加えて二分冊でお届けする。

おすすめコメント

著者の歴史観をぎやまんの鏡に託したライフワーク 秀吉への貢ぎ物としてポルトガルから渡来したぎやまんの手鏡が、於祢やお茶々、お江、尾形光琳や赤穂義士らの心模様を写し出す――。

著者紹介

北原 亞以子 (キタハラ アイコ)  
東京都出身。コピーライターなどを経て、昭和44年「ママは知らなかったのよ」で第1回新潮新人賞を受賞し作家としてデビュー。平成元年『深川澪通り木戸番小屋』で第17回泉鏡花文学賞、5年『恋忘れ草』で第109回直木賞、9年『江戸風狂伝』で第36回女流文学賞、17年『夜の明けるまで』で第39回吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。25年3月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)