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大村智ものがたり 苦しい道こそ楽しい人生

出版社名 毎日新聞出版
出版年月 2015年12月
ISBNコード 978-4-620-32357-2
4-620-32357-8
税込価格 1,210円
頁数・縦 189P 19cm

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要旨

2015年は二人の日本人科学者がノーベル賞を受賞したが、そのうちの一人が、北里大学の大村智特別栄誉教授だ。「寄生虫による感染病に対する新しい治療法の発見」を理由に、米国メルク社のウイリアム・キャンベル氏と共同でノーベル生理学・医学賞を受賞。二人の功績により開発された治療薬はアフリカの数億人の命を救ったとされている。本書は、その大村氏の半生を、子どもから大人まで幅広い世代に向けて綴ったノンフィクション。工業高校夜間部教師から「学び直し」をして研究の道に入り、あらゆる面で「人まねをしない」ことを貫き通した大村氏のストーリーからは、生き方、働き方へのヒントと刺激を受け取ることができる。著者は元読売新聞記者で、現在は特定非営利活動法人・21世紀構想研究会理事長などを務める。なお本書は、第62回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書の一つに選ばれている。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2016年08月26日]

商品内容

要旨

ノーベル生理学・医学賞受賞!大村智先生がおしえてくれた『挑戦すること』のすばらしさと『人との出会い』の大切さ。大村智先生からのメッセージを特別収録!

目次

第1章 「自然が友達」の子ども時代(ウナギとりで知った自然の不思議
甲府盆地の山なみを見ながら育つ ほか)
第2章 人との出会いで道がひらける(マイスター制度ではじまった大学生活
自宅から大学まで走って通学 ほか)
第3章 「人の役に立つ仕事をしよう!」(朝6時に出勤する29歳の新人研究者
「この論文を書いたのは、あなたですか?」 ほか)
第4章 ついに発見!2億人を救う化学物質(「人と違うことをしよう!」―動物薬の開発
ポケットにはいつもスプーンとビニール袋 ほか)

おすすめコメント

ノーベル賞受賞!努力の大切さ、助け合いながら生きていくことのすばらしさを教えてくれる大村智先生の発見物語。

著者紹介

馬場 錬成 (ババ レンセイ)  
1940年東京都生まれ。東京理科大学理学部を卒業後、読売新聞社に入社。編集局社会部、科学部、解説部を経て論説委員となる。2000年に読売新聞社を退社。東京理科大学知財専門職大学院教授を経て、現在は、特定非営利活動法人・21世紀構想研究会理事長、科学技術振興機構(JST)中国総合研究交流センター上席フェロー、全国学校給食甲子園大会実行副委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)