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10代の脳 反抗期と思春期の子どもにどう対処するか

出版社名 文藝春秋
出版年月 2015年12月
ISBNコード 978-4-16-390382-8
4-16-390382-8
税込価格 1,870円
頁数・縦 333P 20cm

商品内容

要旨

この10年で飛躍的に進んだ10代の脳の研究。脳が完全に成長するには30歳までかかる。成長過程ゆえに様々な問題と利点がある。そのことを上手に知って子どもと接しよう。脳科学の最先端から、女医がアドバイス。

目次

序章 悪いのは親でも子どもでもない
ホルモンのせいなのか?
10代の脳は未完成
若い脳細胞は連絡不足
IQも変化させる脳の黄金期
寝る脳は育つ
反抗期の脳はそれを我慢できない
タバコ1本、中毒のもと
10代の酒は百害の長
大麻「ダメ、ゼッタイ」の科学的理由
危険ドラッグが危険なゆえん
脳をかき乱すストレスに要注意
精神疾患の危険信号
デジタル中毒の脳内汚染
「女子脳」「男子脳」の神話と事実
スポーツでの脳震盪は侮れない
未成年の罪と罰
青年期を越えても、成長は終わらない

おすすめコメント

これまでは甘えてきて天使のようだった子どもが、豹変する思春期。暴言を吐き、タバコや酒に手を出し、信じられないような衝動的なことをしてケガをしたりする。子どもに「ウザい」「死ね」と言われて、自分の子育てや人生は何だったのかと途方にくれ、何が間違っていたのか、と自分を責める。そんな苦しい思いをしている方も多いだろう。それは育児が間違っていたからではなく、子どもの脳が成長するなかでの必然だとしたら? 実は、脳研究では乳幼児と高齢者ばかりが取り上げられ、10代はあまり研究されてこなかった。小学校に入るころには脳は完成する、と科学者も思いこんでいた。しかしこの10年、10代の脳の研究が大きく進み、その時期にはまだ脳はまったくできあがっていないとわかってきた。それが、思春期特有の数々の問題の大きな原因だったのだ。だが、このことは一般にはまだほとんど知られていない。著者ジェンセン博士は、小児科医・脳科学者であり、自身もシングルマザーとしてふたりの男児を育て、思春期を乗り越えてきた。科学者と親の両方の立場から、10代の脳の新たな知識を伝え、それに基づいて思春期の育児に悩む親にアドバイスするために書かれたのが、本書だ。

著者紹介

ジェンセン,フランシス (ジェンセン,フランシス)   Jensen,Frances E.
博士。ペンシルベニア大学メディカルスクール教授、神経学科長。脳の発達の研究が専門で、ハーバード・メディカルスクールの神経学教授を務め、ボストン小児病院などで小児科医として多くの子どもを診察。自らもシングルマザーとしてアンドリューとウィルというふたりの男児を育て、嵐のような10代を経験した。多くの講演会を開き、TEDMEDトーク(世界的講演会TEDの健康・医療版)などにも登場している
渡辺 久子 (ワタナベ ヒサコ)  
児童精神科医。1948年、東京都生まれ。慶應義塾大学医学部卒業。同大学小児科助手、精神科助手、横浜市民病院神経科医長を経て、ロンドンに留学し、精神分析と乳幼児精神医学を学ぶ。1993年から2014年まで、慶應義塾大学医学部小児科常勤講師、外来医長。現在は渡邊醫院副院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)