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始まりの現象 意図と方法

新装版

叢書・ウニベルシタス 358

出版社名 法政大学出版局
出版年月 2015年12月
ISBNコード 978-4-588-14028-0
4-588-14028-0
税込価格 7,480円
頁数・縦 614,47P 20cm
シリーズ名 始まりの現象

商品内容

目次

第1章 始まりとなる発想
第2章 始まりの現象についての省察
第3章 始まりを目指すものとしての小説
第4章 テキストをもって始める
第5章 文化の基本要件―不在、エクリチュール、陳述、言述、考古学、構造主義
第6章 結び―その作品における、また本書におけるヴィーコ

出版社・メーカーコメント

聖的・神話的・特権的な〈始源〉に対立する俗的・意図的・生産的活動としての〈始まり〉の発想を批評・方法論・歴史的分野に適用させ、ヴィーコとフーコーを結ぶ脱中心化の思考に依拠しつつ、18世紀以降の思想と文学を読解した画期的批評理論。

著者紹介

サイード,エドワード・W. (サイード,エドワードW.)   Said,Edward Wadie
1935年エルサレム生まれのパレスティナ人で、アメリカの文芸批評家。エルサレム、カイロで幼少時を過ごし、15歳の時にアメリカに渡る。プリンストン大学を卒業後ハーバード大学に学び、コロンビア大学の英文学・比較文学教授を務めた。サイードはまた、パレスティナ民族会議のメンバーとしてアメリカにおけるスポークスマンを務め、パレスティナやイスラム問題についての提言や著作活動など重要な役割を担った。2003年9月25日死去
山形 和美 (ヤマガタ カズミ)  
1934年生まれ。東京教育大学大学院修了。文学博士。筑波大学名誉教授。筑波大学、恵泉女学園大学、聖学院大学大学院等の教授を経て現在に至る。2013年瑞宝中綬章受勲。日本C.S.ルイス協会、日本グレアム・グリーン協会会員
小林 昌夫 (コバヤシ マサオ)  
1946年生まれ。東京教育大学大学院修了。筑波大学助教授を経て、大妻女子大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)