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建築家の読書塾

出版社名 みすず書房
出版年月 2015年12月
ISBNコード 978-4-622-07959-0
4-622-07959-3
税込価格 4,400円
頁数・縦 319,2P 20cm

商品内容

要旨

「モダニズム運動の陰で捨象された近代をとらえる精細でオルタナティヴな視点の探索」へ。『S,M,L,XL+』『パサージュ論』ほか12の書を全編ゼミ形式で読みとく。

目次

1 日常性の美学(ミシェル・ド・セルトー『日常的実践のポイエティーク』を読む
レム・コールハース『S,M,L,XL+』を読む
エドマンド・バーク『崇高と美の観念の起源』を読む)
2 無意識の構造(多木浩二『生きられた家』を読む
バーナード・ルドフスキー『驚異の工匠たち』を読む
J・J・ギブソン『生態学的視覚論』を読む)
3 自生的秩序と計画(ジェイン・ジェイコブズ『アメリカ大都市の死と生』を読む
マンフレッド・タフーリ『球と迷宮』を読む
I・プリゴジン、I・スタンジェール『混沌からの秩序』を読む)
4 歴史の底流(磯崎新『建築における「日本的なもの」』を読む
ヴァルター・ベンヤミン『パサージュ論』を読む
アンドレ・ルロワ=グーラン『身ぶりと言葉』を読む)
付録 難波研究室必読書30冊

著者紹介

難波 和彦 (ナンバ カズヒコ)  
1947年生まれ。建築家。東京大学名誉教授、放送大学客員教授。文化庁国立近現代建築資料館運営委員、グッドデサイン賞(住宅部門)審査委員なども務める。1974年、東京大学大学院博士課程修了(生産技術研究所・池辺陽研究室)。1977年、界工作舎設立。1996年、大阪市立大学建築学科教授を経て2003年、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻教授。2014年、日本建築学会賞業績賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)