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日本病 長期衰退のダイナミクス

岩波新書 新赤版 1583

出版社名 岩波書店
出版年月 2016年1月
ISBNコード 978-4-00-431583-4
4-00-431583-2
税込価格 880円
頁数・縦 237P 18cm

商品内容

要旨

長期化する不況、失業者の増加、年金制度の破綻、少子高齢化の進行…。アベノミクスによって日本経済は「長期衰退」の時代に入り、いまや「日本病」とも呼べる状態に陥っている。『逆システム学』で市場や生命の複雑なしくみを解明した著者たちが、この「病気」のメニカズムとダイナミクスを明らかにし「治療法」を提示する。

目次

第1章 「日本病」と予測の科学
第2章 「日本病」の症状―アベノミクスの失敗
第3章 抗生物質の効かない日本経済―バブルとショックの悪性化
第4章 「主流派」の言説と実感のずれ―社会の破壊
第5章 エピゲノム病としての長期衰退
第6章 周期性のコントロールが消える時
第7章 「日本病」からの出口はどこにあるのか

おすすめコメント

格差と貧困の広がる日本経済.経済学と生物学の視点からそのダイナミクスを分析,「治療法」を提示する.

著者紹介

金子 勝 (カネコ マサル)  
1952年東京都生まれ。1980年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、慶應義塾大学経済学部教授
児玉 龍彦 (コダマ タツヒコ)  
1953年東京都生まれ。1977年東京大学医学部卒業。現在、東京大学アイソトープ総合センター長兼東京大学先端科学技術研究センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)