• 本

触楽入門 はじめて世界に触れるときのように

出版社名 朝日出版社
出版年月 2016年1月
ISBNコード 978-4-255-00905-6
4-255-00905-8
税込価格 1,706円
頁数・縦 253P 19cm

C 解明されつつある新しいサイエンス「触感」の不思議

  • 科学
  • 触覚
  •       
  • 発見
  • ふしぎ

人の身体は絶えず何かに触れ、感じながら生活をしています。『触楽入門』は普段あたりまえに感じているけれど意識していない「触感」という感覚を、あらためて感じなおしてみようという提案をしてくれる本。2000年以降、それまで謎とされてきた痛みなど皮膚感覚への理解が進み、「触る」ということに関する研究が大学や研究機関・企業を問わず広がって関連書も増えてきています。皮膚感覚から得る「触覚」と、他の五感や言語や記憶と組み合わさって得る「触感」・・・意識することで日常の風景が変わって見えてくる、新しい科学の入り口になる本です。

この商品を買った人は、こちらにも興味をもっています

商品内容

要旨

つねにネットに接続し、皮膚感覚を失ってゆく私たち。さわってないのにわかったつもり?「触覚の錯覚」は50種類超!さわり心地が思考をつくる?握手をするとき、握っている?握られている?私が感じる「この感覚」のふしぎに、目をひらく―触感テクノロジーの最前線!

目次

はじめに―触楽への招待状
1 触れるってどういうこと?
2 私たちは外の世界をどのように知る?―科学からみた触覚
3 なにかを感じているとき、いったいなにが起きている?―共通感覚としての触感
4 触感は世界と「わたし」をつなげている
5 実在感をつくり出す―テクタイル・ツールキットの発明
終章 触楽の未来

著者紹介

仲谷 正史 (ナカタニ マサシ)  
1979年、島根県生まれ。2008年、東京大学大学院情報理工学系研究科博士課程修了。同年、民間企業において触感評価技術の開発に従事。2012年8月より、共同研究先であるColumbia University Medical CenterにてPostdoctoral Research Fellow。Fishbone Tactile Illusionを心理学・工学の観点から評価した研究を発展させ、メルケル細胞の生理学研究に従事。現在はJST‐ACCELプロジェクト「触原色に立脚した身体性メディア技術の基盤構築と応用展開」の特任研究員として参画。慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科にて特任准教授(非常勤)
筧 康明 (カケヒ ヤスアキ)  
1979年、京都府生まれ。2007年、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。2008年から慶應義塾大学環境情報学部で研究グループを立ち上げ、現在同大学准教授。2015年3月からは、マサチューセッツ工科大学メディアラボ訪問准教授。素材特性とデジタル技術を掛け合わせた五感を刺激するインタラクティブメディアの開発、およびメディアアート表現の開拓を行う。これまでにSIGGRAPHやArs Electronicaなど国内外の学会、展覧会で研究・作品を発表し、平成26年度科学技術分野の文部科学大臣表彰若手科学者賞など受賞も多数
三原 聡一郎 (ミハラ ソウイチロウ)  
1980年、東京生まれ。2006年情報科学芸術大学院大学卒業。アーティスト。音、泡、放射線、虹、微生物、苔など多様なメディアを用いて、世界に対して開かれたシステムを芸術として提示している。2011年より、テクノロジーと社会の関係性を考察するために空白をテーマにしたプロジェクトを国内外で展開中。山口情報芸術センター在職時に未来の芸術への可能性として触覚に注目しテクタイルに参加
南澤 孝太 (ミナミザワ コウタ)  
1983年、東京生まれ。2010年、東京大学大学院情報理工学系研究科システム情報学専攻博士課程修了。博士(情報理工学)。2010年4月より慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD)で触覚メディア・身体性メディアの研究グループを立ち上げ、現在KMD准教授。JST CRESTさわれる情報環境プロジェクト、JST ACCEL身体性メディアプロジェクトを通じて、触覚を活用し身体的経験を伝えるインタラクティブシステムの研究開発を行ない、SIGGRAPH Emerging Technologies等における研究開発、テクタイルの活動を通じた触感コンテンツ技術の普及展開、産学連携による触覚メディアの社会実装を推進している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)