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漂泊の叙事 一九四〇年代東アジアにおける分裂と接触

出版社名 勉誠社
出版年月 2015年12月
ISBNコード 978-4-585-29112-1
4-585-29112-1
税込価格 8,800円
頁数・縦 561P 22cm

商品内容

要旨

複数の場を往還する表現者による異郷体験=漂泊がもたらした、小説・詩・劇・旅行記・映画・流行歌などの様々な叙事。ある場と作家との接触、作品と受容者との接触という観点から、多彩な叙事のあり方を立体的に読み解き、柔軟な文化史を創成する。

目次

第1部 世界史的視座から見た分裂の叙事
第2部 大分裂時代の詩歌
第3部 漂泊する作家と作品
第4部 帝国日本と中国東北部/満洲
第5部 分裂し錯綜する台湾イメージ
第6部 戦争を再現し、戦争を物語る

著者紹介

濱田 麻矢 (ハマダ マヤ)  
1969年生まれ。神戸大学大学院人文学研究科准教授。専門は20世紀の中国語圏文学、特に女性文学
薛 化元 (セツ カゲン)  
1959年生まれ。国立政治大学台湾史研究所教授、自由思想学術基金会董事長。専門は台湾史、中国近代思想史、憲政史
梅 家玲 (バイ カレイ)  
台湾大学中国文学系特聘教授兼台湾研究センター主任。専門は中国近現代文学、台湾文学、六朝文学
唐 〓芸 (トウ コウウン)  
同志社大学グローバル・コミュニケーション学部助教。専門は台湾文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)