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女子大で『源氏物語』を読む 古典を自由に読む方法

出版社名 青土社
出版年月 2016年2月
ISBNコード 978-4-7917-6891-2
4-7917-6891-4
税込価格 2,420円
頁数・縦 347P 19cm

商品内容

要旨

バリエーション豊かな登場人物たちがおりなす宮廷物語。異色の日本文学者がよみがえらせる、女性による女性のための『源氏物語』。

目次

『源氏物語』を読むための基礎知識
光源氏誕生秘話―「桐壺」巻その一
母の死と幼き恋―「桐壺」巻その二
語り手と語りの構造―「桐壺」巻その三〜「帚木」巻その一
『源氏物語』のフェミニズム批評―「帚木」巻その二〜「空蝉」巻
女性像をめぐる論争―「夕顔」巻
形代を求めて―「若紫」巻その一
禁忌を犯す―「若紫」巻その二
妄想の恋―「末摘花」巻
同じ女を愛する父と息子―「紅葉賀」巻
女の欲望―「花宴」巻〜「葵」巻その一
呪われる源氏の運命―「葵」巻その二〜「賢木」巻

著者紹介

木村 朗子 (キムラ サエコ)  
1968年生まれ。津田塾大学学芸学部国際関係学科教授。専門は言語態分析、日本古典文学、日本文化研究、女性学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)