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ダグラス・ノース制度原論

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2016年3月
ISBNコード 978-4-492-31474-6
4-492-31474-1
税込価格 4,180円
頁数・縦 286,19P 22cm

商品内容

要旨

人類は停滞の歴史から脱け出せるのか?経済学に絶大な影響を与えた権威、ノース教授の最後の提言。主流派経済学では捉えきれなかった経済変化の過程に迫る、画期的研究!経済変化の本質を理解する。

目次

経済変化の過程の概略
第1部 経済変化の理解に関する諸問題(非エルゴード的世界における不確実性
信念体系、文化、認知科学
意識と人間の志向性
人間が構築する足場
ここまでの棚卸し)
第2部 その先にあるもの(進化する人為的環境
秩序と無秩序の原因
正しい理解、誤った理解
西洋世界の勃興
ソビエト連邦の盛衰
経済成果の改善
私たちはどこへ向かうのか?)

おすすめコメント

不穏な世界を読み解くのに欠かせない視座を提供! ・経済変化の本質は何か? ・制度はどう進化するのか? ・何が成長と衰退を分けるのか? 制度的視点から歴史を考察し、現代の世界経済秩序を読む。アセモグル、ロビンソン、フクヤマ、ファーガソン、ロドリック・・・ 知的論客たちの主張に多大な影響を与えているノース教授の制度論。・経済変化のプロセスを見極める。・人間の学習プロセスを注視する。・経済変化のよりよいモデル化に貢献する。この3点を主眼に置いて、ノーベル賞経済学者が持論を展開。いまなお進化を続ける制度分析のフロンティアを知る一冊。

著者紹介

ノース,ダグラス・C. (ノース,ダグラスC.)   North,Douglass C.
1920年生まれ。2015年没。ロナルド・コース、オリバー・ウィリアムソンと並ぶ新制度派の経済学者。経済史の分野に経済理論や数量分析を導入した功績により、1993年にノーベル経済学賞を受賞。経済学に絶大な影響を与えてきた
瀧澤 弘和 (タキザワ ヒロカズ)  
中央大学経済学部教授。1992年法政大学経済学部卒業、1997年東京大学大学院経済学研究科博士課程満期退学。東洋大学専任講師、同助教授、経済産業研究所フェロー、多摩大学准教授、中央大学准教授などを経て2010年より現職
中林 真幸 (ナカバヤシ マサキ)  
東京大学社会科学研究所教授。1993年東京大学文学部卒業。1998年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。大阪大学大学院経済学研究科准教授などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)