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カルチャロミクス 文化をビッグデータで計測する

出版社名 草思社
出版年月 2016年2月
ISBNコード 978-4-7942-2187-2
4-7942-2187-8
税込価格 2,420円
頁数・縦 349P 19cm

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要旨

巨大な量のデータを高速のコンピューターで解析することで新たな知見を見出す「ビッグデータ」が登場したことで、これまで不可能とされてきた新しい研究が続々と生まれてきている。本書のテーマである「カルチャロミクス」もその一つ。曖昧でとらえどころのない「文化」の変化をビッグデータを用いて定量化する試みであり、著者の二人は本書刊行までの10年間にわたりその研究に取り組んできた。その手法は、グーグルの「グーグル・ブックス」を用いるもので、デジタル化された膨大な書籍の中で使われている語句の数をデータとして処理するというものだ(著者らがグーグルと共同開発したツール「Nグラム・ビューワー」はhttps://books.google.com/ngrams/に公開されている)。本書では、豊富な分析事例を交えながら、この新たな人文科学研究の可能性を探っている。著者のエイデン氏はベイラー医科大学助教、ミシェル氏はデータ科学企業クオンティファイド・ラボ創設者でハーヴァード大学準研究員。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2016年03月09日]

商品内容

要旨

歴史も、文学も、言語も、測れば見える、新しい真実!Googleがスキャンした数百万冊の書籍の中に登場する任意の単語・フレーズの出現頻度を、年ごとにプロットするシステム「グーグル・Nグラム・ビューワー」。開発者が、この技術を使った新しい人文科学研究を紹介する。

目次

第1章 歴史を見通す新しい眼鏡
第2章 ジップの法則と不規則動詞たち
第3章 ビッグデータで辞書を評価する
第4章 名声を定量化することは可能か?
第5章 言論弾圧の痕跡を測る
第6章 集合的記憶と集合的忘却
第7章 ビッグデータがもたらす未来

おすすめコメント

Google がスキャンした大量の書籍(過去、数世紀ぶん!)から、各年に発行された本に使われている単語・フレーズの使用頻度をグラフに示す「グーグル・N グラム・ビューワー」。この技術の登場で、文献をビッグデータとして活用するまったく新しい人文科学が誕生した。「カルチャロミクス」と名づけられたこの新しい研究を紹介する。

著者紹介

エイデン,エレツ (エイデン,エレツ)   Aiden,Erez Lieberman
2010年にハーバード大学とマサチューセッツ工科大学(MIT)で博士号取得。数年間、ハーバード大のソサエティ・オブ・フェローズ、Google社の客員研究者をつとめた後、ベイラー医科大学とライス大学の助教に就任し、そこでゲノム・アーキテクチャー・センターを率いた。2009年にはMITテクノロジー・レビュー誌が選ぶTR35(最もイノベーティブな35歳以下の35人)のひとりに選ばれた。2012年には、合衆国政府が若手研究者に与える最高の栄誉であるPECASE賞を、ホワイトハウスより受けた
ミシェル,ジャン=バティースト (ミシェル,ジャンバティースト)   Michel,Jean‐Baptiste
フランス人、モーリタニア人。科学者、起業家。データ科学企業のクオンティファイド・ラボの創設者。ハーバード大学の準研究員。Google社の客員研究員を務めたこともある。フランスのエコール・ポリテクニークを卒業。2010年にハーバード大学で博士号取得。フォーブス誌が選ぶ「30歳以下の30人」のひとりに選ばれた。ニューヨーク、ブルックリン在住
阪本 芳久 (サカモト ヨシヒサ)  
1950年神奈川県生まれ。慶應義塾大学工学部卒業。出版社勤務を経て翻訳業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)