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浅草はなぜ日本一の繁華街なのか

出版社名 晶文社
出版年月 2016年3月
ISBNコード 978-4-7949-6920-0
4-7949-6920-1
税込価格 1,760円
頁数・縦 231P 19cm

商品内容

要旨

関東大震災、東京大空襲と、浅草は2回、焼け野原になった。70年代には、盛んであった興行がテレビの影響で下火になっていく。浮き沈みの激しい時代に、浅草にこだわり、浅草に居続けるのはなぜか?老舗の暖簾が、いまも継承されているのはなぜか?浅草のバーで、町と店を復興させた旦那衆が、とことん語り合う、浅草っ子の「商人論」

目次

第1話 世界に唯一の「江戸趣味小玩具」の店―「助六」五代目・木村吉隆さん
第2話 江戸前鮨に徹した仕事―「弁天山美家古寿司」五代目・内田正さん
第3話 神さまの御霊を載せて町を守る神輿を作る―「宮本卯之助商店」七代目・宮本卯之助さん
第4話 江戸の食文化として「どぜう鍋」を守る―「駒形どぜう」六代目・渡辺孝之さん
第5話 芸どころ浅草の花柳界を支える―割烹家「一直」六代目・江原仁さん
第6話 牛のヨダレのごとく商いを続ける―浅草おでん「大多福」四代目・舩大工安行さん
第7話 浅草六区には夢がある―「浅草演芸ホール」会長・松倉久幸さん
第8話 ごはんにも、日本酒にも合うのが洋食―「ヨシカミ」二代目・熊澤永行さん
第9話 「履物の町」浅草で職人がいる履物店―「辻屋本店」四代目・富田里枝さん

著者紹介

住吉 史彦 (スミヨシ フミヒコ)  
1965年浅草に生まれ育つ。1988年慶應義塾大学卒業後、デパートに勤務。2001年すき焼き「ちんや」六代目となり、現在に至る。すき焼き文化を広めるために、日本初のすき焼き屋の団体「すきや連」の結成に参画し事務局長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)