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儒学から見た風水 宋から清に至る言説史

出版社名 風響社
出版年月 2016年1月
ISBNコード 978-4-89489-217-0
4-89489-217-0
税込価格 5,500円
頁数・縦 404P 22cm

商品内容

目次

第1章 序論
第2章 風水思想の概要
第3章 『四庫全書』に示された術数学の地位―その構成原理と存在価値について
第4章 儒教知識人による風水思想の「発見」過程―朱熹以前から朱熹以後へ
第5章 王権に献げられた風水言説―朱熹の風水理解をめぐって
第6章 「儒理」に基づく風水理論の再編―伝蔡氏撰『発微論』をめぐって
第7章 気の理論に施された改造―『劉江東家蔵善本葬書』鄭謐注をめぐって
第8章 選地技術を牽制する天―風水を道徳と結び付ける言説の諸相
第9章 機械としての墓と、人格を持った祖先―福建上杭『李氏族譜』に見る風水言説
第10章 結論

著者紹介

水口 拓寿 (ミナクチ タクジュ)  
1973年生。東京大学教養学部(文化人類学)卒業、同大学院人文社会系研究科(東アジア思想文化)修士課程・博士課程修了、博士(文学)。博士課程在学中に、松下アジアスカラシップ(現・松下幸之助国際スカラシップ)により台湾・中央研究院民族学研究所に留学。日本学術振興会特別研究員‐PD、東京大学大学院人文社会系研究科助教、武蔵大学人文学部准教授を経て、同教授。2011年、第11回日本道教学会賞受賞。2015年、第2回松下正治記念学術賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)