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このたびはとんだことで 桜庭一樹奇譚集

文春文庫 さ50−7

出版社名 文藝春秋
出版年月 2016年3月
ISBNコード 978-4-16-790566-8
4-16-790566-3
税込価格 704円
頁数・縦 296P 16cm

商品内容

要旨

死んだ男を囲む、二人の女の情念。ミッションスクールの女子たちの儚く優雅な昼休み。鉄砲薔薇散る中でホテルマンが見た幻。古い猫の毛皮みたいな臭いを放つ男の口笛。ダンボールに隠れていたぼくのひと夏の経験。日常に口を開く異界、奇怪を覗かせる深淵を鮮やかに切り取った桜庭一樹の新世界、6つの短編小説。

おすすめコメント

短編に凝縮された桜庭一樹のエッセンス! 死んだ男を囲む二人の女を描いた「このたびはとんだことで」、奇妙な青春譚「モコ&猫」など作品世界が鮮やかに広がる六つの小説集。

著者紹介

桜庭 一樹 (サクラバ カズキ)  
1999年「夜空に、満天の星」(『AD2015隔離都市ロンリネス・ガーディアン』と改題)で第1回ファミ通エンタテインメント大賞に佳作入選。06年刊行の『赤朽葉家の伝説』で第60回日本推理作家協会賞。08年『私の男』で第138回直木賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)