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3.11震災は日本を変えたのか

出版社名 英治出版
出版年月 2016年3月
ISBNコード 978-4-86276-196-5
4-86276-196-8
税込価格 3,080円
頁数・縦 425P 20cm

商品内容

要旨

大震災が日本に与えた影響について米国屈指の知日派が探求した著作。現地調査とインタビュー、文献研究をもとに、国家安全保障、エネルギー、地方自治という三つの切り口から震災後の政治の深層に迫る。あの時、何が語られ、何が変わったのか。何を教訓とし、これからどこに向かうのか―。圧倒的な情報量、明瞭な枠組み、歴史検証と国際比較を手がりに、包括的視座で3.11のインパクトを解き明かす。

目次

第1章 過去の状況と三・一一
第2章 危機を無駄にしてはならない
第3章 災害の歴史的・比較的考察
第4章 安全保障をめぐり競合するナラティブ
第5章 エネルギー政策の議論
第6章 地方自治体の再活用

著者紹介

サミュエルズ,リチャード・J. (サミュエルズ,リチャードJ.)   Samuels,Richard J.
マサチューセッツ工科大学(MIT)政治学部フォードインターナショナル教授、MIT国際研究センター所長、MIT日本研究プログラム創設者。専門は日本の政治、安全保障。1992〜95年MIT政治学部長、2001〜08年日米友好基金理事長を務めた。日米の相互理解と文化交流への寄与により旭日重光章を受章している。著書『富国強兵の遺産―技術戦略にみる日本の総合安全保障』(奥田章順訳、三田出版会、1977年)で日本に関する優れた英語文献に贈られるジョン・ホイットニー・ホール・ブック賞および有沢広巳記念賞を受賞
プレシ 南日子 (プレシ ナビコ)  
東京外国語大学卒業。ロンドン大学修士課程修了
廣内 かおり (ヒロウチ カオリ)  
主にビジネス文書、ノンフィクション書籍を翻訳
藤井 良江 (フジイ ヨシエ)  
神戸女学院大学文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)