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EU統合を読む 現代ヨーロッパを理解するための基礎

東洋英和女学院大学社会科学研究叢書 3

出版社名 春風社
出版年月 2016年2月
ISBNコード 978-4-86110-483-1
4-86110-483-1
税込価格 2,750円
頁数・縦 280P 19cm

商品内容

要旨

EUはどのように危機を乗り越えながら発展してきたのか?歴史、制度、経済、法律から仏独英の最新事情まで、各分野の第一人者が分かりやすく解説。安易なEU解体論・崩壊論を退け、冷静な認識のもとに来るべきヨーロッパを展望する。難民やテロの問題、そして日本の外交政策を考えるうえでも必読の一冊。

目次

第1章 EU統合の概要―歴史・制度・政策
第2章 ヨーロッパ統合と市民―EU市民の政治参加と世論
第3章 EUの制度と政策のイノベーション―新しい政体・欧州ガバナンスの仕組みとデモクラシー
第4章 EUの経済統合と単一通貨ユーロの発展―なぜユーロは崩壊しないのか
第5章 EU法という新しい法体系―EU法を知らずにEU、そして世界を理解できるのか
第6章 EUの対外関係―「普通の国」ではないEU諸国と世界
第7章 人道援助・市民保護と共通外交安全保障政策―EU圏内と圏外の安定化を目指して
第8章 フランスと欧州統合―理念と各政権の政策
第9章 EU統合と現代ドイツ―ドイツはヨーロッパの一員として振る舞い続けるのか
第10章 EU統合と現代イギリス―イギリスはなぜEU統合から距離を置こうとするのか

著者紹介

小久保 康之 (コクボ ヤスユキ)  
東洋英和女学院大学国際社会学部教授、現代史研究所長/日本EU学会理事(事務局長)。慶應義塾大学法学部政治学科卒/慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程単位取得満期退学。専攻:国際政治学、EU・ヨーロッパ政治論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)