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世界の高等教育の改革と教養教育 フンボルトの悪夢

叢書インテグラーレ 014

出版社名 丸善出版
出版年月 2016年2月
ISBNコード 978-4-621-30022-0
4-621-30022-9
税込価格 2,090円
頁数・縦 166P 19cm

商品内容

要旨

日本をはじめさまざまな国で高等教育の新たな「改革」が進みつつある。なかでも教養教育のあり方が問われている。本書では「教養教育」が生まれたヨーロッパでの教養教育の進化過程を念頭におきながら、現在進行中の高等教育改革「ボローニャ・プロセス」で揺れるヨーロッパ諸国とロシアの教養教育、「リベラル・アーツ」の伝統を持つアメリカ合衆国の教養教育の歴史と現在、植民地支配を受けたメキシコ、フィリピンや台湾などのアジア諸国と日本での高等教育における教養教育の受容と位置付けを考察する。

目次

第1部(エラスムス計画からボローニャ・プロセスあるいはエラスミスム―知識基盤経済の中の高等教育
フンボルトの悪夢?―ボローニャ・プロセスとドイツにおける大学教育改革
オーストリアの大学改革―ボローニャ・プロセスによるカリキュラム改革
ボローニャ・プロセスとフランスの大学改革
転換期にあるロシアの大学と教養教育―モスクワ国立大学と極東連邦大学)
第2部(アメリカ合衆国の教養教育の歴史的展開の一断面―19世紀後半から20世紀前半のハーバード大学を事例として
カリフォルニア州立大学における一般教育カリキュラム
米国のリベラル・アーツ・カレッジの変容―マウント・ホリヨーク大学のカリキュラム
メキシコの高等教育改革―「新自由主義」と「グローバリズム」の波にもまれて)
第3部(ネーション・ビルディングと一般教育―フィリピン大学における一般教育プログラムの導入と改革
台湾の大学通識教育について―国立政治大学「通識教育中心」の活動を中心に
読書指導と教養教育―広島大学の取組みを中心に
日本の国立大学における教養教育の現状について考えること)

著者紹介

青木 利夫 (アオキ トシオ)  
広島大学大学院総合科学研究科教授。1964年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。メキシコ教育社会史
平手 友彦 (ヒラテ トモヒコ)  
広島大学大学院総合科学研究科教授。1960年生まれ。大阪大学大学院言語文化研究科博士課程単位取得退学。フランスルネサンス文学・文化論・書物の文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)