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偶有性操縦法(コンティンジェンシーマニュアル) 何が新国立競技場問題を迷走させたのか

出版社名 青土社
出版年月 2016年4月
ISBNコード 978-4-7917-6914-8
4-7917-6914-7
税込価格 1,980円
頁数・縦 213P 19cm

商品内容

要旨

誰一人“決定”を下さないまま漂流を続けたビッグ・プロジェクト―新国立競技場問題から見える現代日本の根本問題とはなにか。そして2020年東京オリンピックを真の祝祭とするために建築家が果たす役割とは。世界的建築家からの緊急提言。

目次

1 理不尽なアーキテクチュア(うつふね ARK NOVA―二〇一一年九月
フクシマで、あなたは何もみていない。―二〇一二年二月
近代国家のエンブレム―二〇一三年九月
瓦礫と隊列―二〇一六年一月)
2 偶有性操縦法(「ハイパー談合システム」―二〇一五年八月
「日の丸」排外主義―二〇一五年九月
奇奇怪怪建築―二〇一五年一〇月
「魔女狩り」―二〇一五年一一月
「空地」が生まれた―二〇一五年一二月)

著者紹介

磯崎 新 (イソザキ アラタ)  
建築家。1931年大分市生まれ。1954年東京大学工学部建築学科卒業。丹下健三に師事し、博士課程修了。1963年磯崎新アトリエを設立。以来、国際的建築家として活躍。世界各地で建築展、美術展を開催し、また多くの国際的なコンペの審査委員、シンポジウムの議長などを務めた。カリフォルニア大学、ハーバード大学、エール大学、コロンビア大学などで客員教授を歴任。建築のみならず、思想、美術、デザイン、文化論、批評など多岐にわたる領域で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)