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風土記の世界

岩波新書 新赤版 1604

出版社名 岩波書店
出版年月 2016年4月
ISBNコード 978-4-00-431604-6
4-00-431604-9
税込価格 1,012円
頁数・縦 244P 18cm

商品内容

要旨

風土記は古代を知る、何でもありの宝箱。土地のいわれや古老の言い伝え、天皇の巡行など、バラエティーに富む内容から見える、中央国家と諸国との関係とは?ヤマトタケルを天皇として描く常陸国、編纂命令から二〇年も経て提出した出雲国、滑稽譚満載の播磨国など、特徴を読みとき、生き生きとした古代世界像を描く。

目次

第1章 歴史書としての風土記
第2章 現存風土記を概観する
第3章 常陸国風土記―もう一つの歴史と伝承の宝庫
第4章 出雲国風土記―神の国ともう一つの文化圏
第5章 語り継がれる伝承―播磨国風土記と豊後国・肥前国風土記
まとめにかえて

おすすめコメント

ヤマトタケルを天皇として描く常陸国、独自の国意識の現れる出雲国など、新たな読みで古代世界の謎に迫る。

著者紹介

三浦 佑之 (ミウラ スケユキ)  
1946年、三重県に生まれる。成城大学大学院博士課程修了。共立女子短期大学、千葉大学を経て、立正大学教授。専攻、古代文学、伝承文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)