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コルトM1851残月

文春文庫 つ22−1

出版社名 文藝春秋
出版年月 2016年4月
ISBNコード 978-4-16-790586-6
4-16-790586-8
税込価格 803円
頁数・縦 365P 16cm

商品内容

要旨

残月の郎次―昼は廻船問屋の番頭、夜は裏金融を牛耳る儀平一味の大幹部。組織の跡目と目された彼の運命は、ある殺しを機に暗転した。裏切られ、組織を追われた郎次は、屈辱の底で江戸の暗黒街に絶望的な戦いを挑む。その切り札は誰も存在すら知らぬ最新式のコルト六連発!硝煙たちこめる大藪春彦賞受賞作。

おすすめコメント

大藪春彦賞受賞! まったく新たな時代小説の誕生。昼は廻船問屋の番頭。夜は殺しを請け負う残月の郎次=B切り札は懐に呑んだコルト6連発。江戸の暗黒街を熱く描く渾身の時代小説。

著者紹介

月村 了衛 (ツキムラ リョウエ)  
1963年、大阪生まれ。早稲田大学第一文学部文芸学科卒。2010年、『機龍警察』で小説家デビュー。2012年『機龍警察 自爆条項』で第33回日本SF大賞を受賞。2013年『機龍警察 暗黒市場』で第34回吉川英治文学新人賞を受賞。2015年『コルトM1851残月』で第17回大藪春彦賞、『土漠の花』で第68回日本推理作家協会賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)