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父・夏目漱石

文春文庫 な24−2

出版社名 文藝春秋
出版年月 2016年4月
ISBNコード 978-4-16-790601-6
4-16-790601-5
税込価格 770円
頁数・縦 334P 16cm

商品内容

要旨

不機嫌な文豪の名作秘話、臨終の瞬間。次男坊が記す父の面影、名随筆20編。

目次

父夏目漱石
父の日記と子供達
面会日
父と中村是公さん
「文鳥」
一葉と漱石の原稿料
「草枕」の出来るまで
英語嫌いの漱石
父の手紙と森田さん
「道草」の頃
博士嫌いと夏目博士
父の書画
漱石の母とその里
「猫の墓」
父の家族と道楽の血
父の胃病と「則天去私」
父・臨終の前後
晴衣
母のこと
墓標の下

おすすめコメント

没後100年。息子が記録した癇癪持ち大作家の素顔 偏屈で癇癪持ちの父。その怒り爆発の瞬間、日記に残した子どもへの情愛、臨終の一部始終を、次男坊の記憶でスケッチした名随筆。

著者紹介

夏目 伸六 (ナツメ シンロク)  
明治41(1908)年、夏目漱石の次男として東京に生まれる。暁星中学を経て慶應大学独文科中退。昭和12年応召、中国を転戦。15年に文藝春秋に入社。戦後まもなく退社し、随筆家となる。50年2月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)