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人類20万年遙かなる旅路

文春文庫 S18−1

出版社名 文藝春秋
出版年月 2016年4月
ISBNコード 978-4-16-790604-7
4-16-790604-X
税込価格 1,298円
頁数・縦 571,38P 16cm

商品内容

要旨

人類はどこから来たのか―人類にまつわる謎に魅せられた英国女性人類学者が、出アフリカから南米到達まで、太古の人類の足跡をたどる旅に出る。ときに狩猟採集民の狩りに同行し、ときに筏で海を渡り、ときにトナカイ遊牧民に寄り添う。かつての人類の営みをなぞり、やがて行き着くのは意外な真実だった。

目次

第1章 すべての始まり アフリカ(現代に生きる狩猟採集民との出会い―ナミビア:ンホマ
アフリカの遺伝子―南アフリカ共和国:ケープタウン ほか)
第2章 祖先の足跡 インドからオーストラリアへ(灰の考古学―インド:ジュワラプラム
熱帯雨林の狩猟採集民と遺伝子―マレーシア:ペラ州レンゴン ほか)
第3章 遊牧から稲作へ 北アジア・東アジア(内陸での集団移住―中央アジアへのルート
氷河期のシベリア人の足跡をたどる―ロシア:サンクトペテルブルク ほか)
第4章 未開の地での革命 ヨーロッパ(ヨーロッパへの途上―レヴァント地方とトルコの現生人類
海を越えてヨーロッパへ―トルコ:ボスポラス海峡 ほか)
第5章 そして新世界へ アメリカ(大陸をつなぐ―ベーリング陸橋
アメリカ先住民のヒトゲノム解読―カナダ:カルガリー ほか)

おすすめコメント

英国美人人類学者が「出アフリカ」から「南米到達」までを半年に渡って踏査したBBCのドキュメンタリー番組の完全書籍化。

著者紹介

ロバーツ,アリス (ロバーツ,アリス)   Roberts,Alice
1973年、英国生まれ。医師。1999年からブリストル大学で解剖学の講師を務める。2012年よりバーミンガム大学教授。古生物病理学(古代の骨にみられる病気の痕跡の研究)での博士号を持つ。大学外での一般に向けた科学啓蒙にも深く関わり、講演や科学フェスティバルへの協力を数多く行う
野中 香方子 (ノナカ キョウコ)  
翻訳家。お茶の水女子大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)