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夫に死んでほしい妻たち

朝日新書 561

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2016年4月
ISBNコード 978-4-02-273661-1
4-02-273661-5
税込価格 858円
頁数・縦 255P 18cm

商品内容

要旨

家事や育児で、妻の“してほしい”と夫の“しているつもり”の差は、あなたが想像しているよりもはるかに大きい。毎朝子どもを保育園に送る。週に一度は料理をつくる。それだけで自信満々な夫を、妻はどう感じているか?やがて、怒りを爆発させることにも疲れた妻は、一人つぶやく。「死ねばいいのに…」世の中たちを戦慄させる、衝撃のルポルタージュ!

目次

第1章 子育てという試練!そして愛は殺意に変わる(育児休業という罠―38歳・会社員
ほどよく良い夫―41歳・システムエンジニア
リビングルームで芽生える殺意―45歳・会社員)
第2章 「寿退社」は地獄の扉!専業主婦の呪いの日常(キャリアを断絶させられた妻の恨み―46歳・一部上場企業管理職
娘の病いから始まった危機―46歳・パート
夢追い夫との家庭内戦争―39歳・主婦
二世帯住居という牢獄―34歳・主婦
セレブ主婦の仮面の裏側―39歳・主婦
欲しがる妻と欲しがらない夫―47歳・主婦/35歳・正社員)
第3章 もう夫はいらない!団塊妻の恨みは骨髄(部活未亡人の嘆き―40代・教師
2番目に好きな人との結婚―58歳・看護師
ある昭和妻の40年目の復讐―70歳・主婦
団塊妻の憂鬱―68歳・主婦
「髪結いの亭主」の末路―65歳・美容師)
第4章 これが夫の生きる道?“イクメン”たちの現実と理想
第5章 離婚するよりおトク!?だから妻は夫の死を願う

おすすめコメント

家事や育児における、妻の理想と夫の貢献認識の差は大きい。怒りが頂点に達した妻が抱く希望は夫の死という衝撃のルポルタージュ。

著者紹介

小林 美希 (コバヤシ ミキ)  
1975年茨城県生まれ。神戸大学法学部卒業後、株式新聞社、毎日新聞社『エコノミスト』編集部記者を経て、フリーのジャーナリスト。若者の雇用、結婚、出産・育児と就業継続(マタハラ)などの問題を中心に取材・執筆している。2013年、貧困ジャーナリズム賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)