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グローバル経営史 国境を越える産業ダイナミズム

出版社名 名古屋大学出版会
出版年月 2016年4月
ISBNコード 978-4-8158-0836-5
4-8158-0836-8
税込価格 2,970円
頁数・縦 352P 21cm

商品内容

要旨

「国」から「地域」へ―単純な均質化とは異なるグローバル化の実態を捉え、競争優位の真の源泉を浮かび上がらせる。地域特性に応じた専門化やクラスター形成のメカニズムに迫り、東アジア・北米・ヨーロッパなど地域の競争力の決定的重要性を指し示す。

目次

グローバル経営史とは何か
第1部 グローバル競争の新しい姿(米欧アジア3大市場と競争力の三つの型―製紙
クォーツ革命からファッションへ―時計
ファストファッションの台頭と百貨店の岐路―アパレル)
第2部 製造業の競争フロンティア(勃興する新興国市場と民族系メーカーの競争力―自動車1
選択的グローバル化による国境経済圏への集積―自動車2
絶えざる技術開発とグローバル競争優位―重電機器
多様な顧客に育まれた競争優位―電子部品
グローバルな産業形式と欧米優位の長期持続―産業ガス
シェール革命下の2正面作戦―化学)
第3部 サービス産業の競争フロンティア(文化産業での競争とグローバル企業の成立―出版
競争力の源泉としての規制―生命保険
地域的な産業集積からグローバルな競争優位へ―浚渫
中小企業の国際競争力を決定するもの―金融)
「国の競争優位」から「地域の競争優位」へ

著者紹介

橘川 武郎 (キッカワ タケオ)  
東京理科大学大学院イノベーション研究科教授
黒澤 隆文 (クロサワ タカフミ)  
京都大学大学院経済学研究科教授
西村 成弘 (ニシムラ シゲヒロ)  
関西大学商学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)