• 本

イスラーム世界の論じ方

増補新版

出版社名 中央公論新社
出版年月 2016年5月
ISBNコード 978-4-12-004834-0
4-12-004834-9
税込価格 2,860円
頁数・縦 533P 20cm
シリーズ名 イスラーム世界の論じ方

商品内容

要旨

日本の言説空間の閉塞状況を乗り越え、イスラーム世界の全体像を理解する枠組みを提示し、真の「対話」の可能性を探る。サントリー学芸賞受賞作(思想・歴史部門)に新たに8篇の論考を収録。

目次

第1部 構造(メディアの射程
思想の円環)
第2部 視座(人質にされたもの
予定調和を超えて)
第3部 時間(夜明けを待ちながら
自由のゆくえ
散らばったパズル)
第4部 対話(乱反射する鏡像
われわれにとって「イスラーム」とは何か)

出版社・メーカーコメント

日本の言説空間の閉塞状況を乗り越え、イスラーム世界の全体像を理解する枠組みを提示し、真の「対話」の可能性を探る。サントリー学芸賞受賞作に新たに8篇の論考を収録。

著者紹介

池内 恵 (イケウチ サトシ)  
1973年、東京都生まれ。1996年、東京大学文学部思想文化学科イスラム学専修課程卒業。2001年、東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程単位取得退学。アジア経済研究所研究員、国際日本文化研究センター准教授を経て、2008年10月より東京大学先端科学技術研究センター准教授。専門分野はイスラーム政治思想史、中東地域研究。主な著書に『現代アラブの社会思想―終末論とイスラーム主義』(講談社現代新書、2002年。第2回大佛次郎論壇賞)、『書物の運命』(文藝春秋、2006年。第5回毎日書評賞)、『イスラーム世界の論じ方』(中央公論新社、2008年。第31回サントリー学芸賞)、『中東危機の震源を読む』(新潮選書、2009年)、『イスラーム国の衝撃』(文春新書、2015年。第69回毎日出版文化賞・特別賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)