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昭和芸人七人の最期

文春文庫 さ67−1

出版社名 文藝春秋
出版年月 2016年5月
ISBNコード 978-4-16-790625-2
4-16-790625-2
税込価格 682円
頁数・縦 249P 16cm

商品内容

要旨

笑いの裏側にある悲哀の晩年。「同情されたらおしまい」が口癖のエノケン、浴びせられる悪口を日記に残すロッパ、選挙落選で人気も急落した石田一松、コンビ再結成を夢みたエンタツ…。先輩芸人の見事な最期を語った伊東四朗インタビューも収録。ただ消え去ることを許されなかった、七人の男たち。文庫書き下ろし傑作列伝。

目次

第1章 榎本健一・65歳没―片脚の宙返り
第2章 古川ロッパ・57歳没―インテリ芸人の孤独
第3章 横山エンタツ・74歳没―運命のコンビ解散
第4章 石田一松・53歳没―自惚れた歌ネタ芸人
第5章 清水金一・54歳没―主役しかできない人
第6章 柳家金語楼・71歳没―元祖テレビ芸人の帰る家
第7章 トニー谷・69歳没―占領下が生んだコメディアン
特別インタビュー 最後の喜劇人、芸人の最期を語る―伊東四朗

おすすめコメント

ただ消え去ることを許されなかった7人の男たち エノケン、ロッパ、金語楼、エンタツ、石田一松にシミキン、トニー谷。スター芸人の最期が見せる業と哀しさ。書き下ろし傑作列伝!

著者紹介

笹山 敬輔 (ササヤマ ケイスケ)  
1979年、富山県生まれ。演劇研究者。筑波大学大学院博士課程人文社会科学研究科文芸・言語専攻修了。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)