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仏教の冷たさキリスト教の危うさ

ベスト新書 509

出版社名 ベストセラーズ
出版年月 2016年5月
ISBNコード 978-4-584-12509-0
4-584-12509-0
税込価格 880円
頁数・縦 238P 18cm

商品内容

要旨

ドイツ人禅僧が教える―日本人のための宗教原論。一神教はなぜ争うのか?「悟り」「執着」とは何か?

目次

序章 現実問題としての宗教―一神教はなぜ争うのか
第1章 比較宗教学―仏教は科学的!?キリスト教は非科学的!?
第2章 「愛」について―イエスの「愛」とブッダの「慈悲」
第3章 2大宗教の成立と発展―仏教とキリスト教はいかにしてつくられたか
第4章 仏教の本質―自分だけの「解脱」を目指す、仏教の冷たさ
第5章 キリスト教の本質―「排他主義」に陥りやすい、キリスト教の危うさ
終章 宗教の未来―「宗教のニオイ」をマイルドにする、日本人の智恵

おすすめコメント

「悟り」「執着」とは何か? 一神教はなぜ争うのか? 仏教とキリスト教の相違点と類似点を検証しながら、2大宗教の本質に迫る。

著者紹介

ネルケ 無方 (ネルケ ムホウ)  
禅僧。曹洞宗「安泰寺」堂頭(住職)。ベルリン自由大学日本学科・哲学科修士課程修了。1968年、ドイツ・ベルリンの牧師を祖父に持つ家庭に生まれる。16歳で坐禅と出合い、1990年、京都大学への留学生として来日。兵庫県にある安泰寺に上山し、半年間修行生活に参加。1993年、出家得度。「ホームレス雲水」を経て、2002年より現職。国内外からの参禅者・雲水の指導にあたっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)