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日本髪大全 古代から現代まで髪型の歴史と結い方がわかる 歴代の髪型/結い方/歴史/櫛かんざし/島原太夫/舞妓/相撲/新日本髪

出版社名 誠文堂新光社
出版年月 2016年5月
ISBNコード 978-4-416-51643-0
4-416-51643-6
税込価格 4,950円
頁数・縦 239P 26cm

商品内容

要旨

歴代の髪型/結い方/歴史/櫛かんざし/島原太夫/舞妓/相撲/新日本髪。日本髪の歴史を時代考証とともに再現。結髪文化を支える結髪師の技にも迫る決定版。

目次

1章 花街の髪型と結い方“舞妓”(店出し
舞妓の髪型 おふく/勝山/奴島田/先笄 ほか)
2章 花街の髪型と結い方“島原太夫”(島原太夫の髪型 立兵庫/吉野髷
おふく
お初 ほか)
3章 櫛まつりに見る日本髪の変遷(櫛まつり
古墳時代〜奈良時代 古代の結髪と大陸文化 ほか)
4章 新日本髪(自分で結える新日本髪 島田髷/花扇髷
新日本髪の基本 結綿の結い方 ほか)
5章 相撲の髪型と結い方(大銀杏と丁髷
大銀杏の結い方 ほか)

おすすめコメント

日本人は古代より独特の結髪文化を発展させてきました。大陸文化の影響を受けた飛鳥・奈良時代、長く垂らした豊かな黒髪を愛した平安時代から室町時代、技巧を凝らして髪を結い上げるようになった江戸時代。時代が下るにつれてその種類は数百にのぼり、髪型を見ればその人の身分、階級、年齢や職業、未婚か既婚かまでわかるようになりました。本書は、古墳時代から現代までの日本の髪型の歴史を、時代考証をもとに再現された実際の結髪姿とともに解説します。また、島原太夫や舞妓といった花街の女性たち、角界の力士など、現在も伝統的な日本髪を結って暮らす人々と、その結髪文化を支える結髪師の技を、結髪プロセスやインタビューを交えて紹介し、いまに生きる日本髪の実像に迫ります。このほか日本髪の櫛や髪飾り、家庭でも結える新日本髪も紹介。

著者紹介

田中 圭子 (タナカ ケイコ)  
1977年生まれ。学術博士。ロンドン大学SOAS大学院修了、立命館大学大学院博士課程を満期退学。カリフォルニアのクラーク日本美術文化研究センター、東京芸術大学大学美術館に学芸員として勤務。現在、東京都教育庁文化財調査担当学芸員、京都造形芸術大学アートプロデュース学科講師。専門は近代日本美術史。日本美術における女性表象を研究する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)