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道徳感情はなぜ人を誤らせるのか 冤罪、虐殺、正しい心

出版社名 洋泉社
出版年月 2016年5月
ISBNコード 978-4-8003-0745-3
4-8003-0745-7
税込価格 2,750円
頁数・縦 525,10P 19cm

商品内容

要旨

冤罪、殺人、戦争、テロ、大恐慌。すべての悲劇の原因は、人間の正しい心だった!我が身を捨て、無実の少年を死刑から救おうとした刑事。彼の遺した一冊の書から、人間の本質へ迫る迷宮に迷い込む!執筆8年!『戦前の少年犯罪』著者が挑む、21世紀の道徳感情論!

目次

衝撃の書に導かれ未知への扉が開け放たれる
“拷問王”と呼ばれた怪物刑事の誕生とその実像
日本初のプロファイラーが“浜松事件”に挑戦する
錯誤の連続が解決した“浜松事件”の驚くべき真犯人
内務省と司法省の闘争が紅林刑事を英雄に祭り上げた
“浜松事件”の犯人から見た事件経過と犯人の父
天才分析官はなぜ“浜松事件”を解決できなかったのか
“二俣事件”など数々の冤罪を生んだ戦後警察の実態
清瀬一郎の憲法改正論と紅林警部補の意外な関係
古畑種基博士の正しい科学が冤罪を増幅させた
史上唯一の正しい訓練を受けた最高判事たち
山崎刑事の推理と人情、紅林警部の栄光と破滅
進化によって生まれた道徳感情が冤罪の根源だった
「死んでも残るアホーだからだ」山崎兵八の遺言

著者紹介

管賀 江留郎 (カンガ エルロウ)  
少年犯罪データベース主宰。書庫に篭もって、ただひたすら古い文献を読み続ける日々を送っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)