姉・米原万里 思い出は食欲と共に
出版社名 | 文藝春秋 |
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出版年月 | 2016年5月 |
ISBNコード |
978-4-16-390454-2
(4-16-390454-9) |
税込価格 | 1,650円 |
頁数・縦 | 223P 20cm |
商品内容
要旨 |
妹によって初めて明かされる姉の素顔、名エッセイの舞台裏秘蔵写真、多数掲載。 |
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目次 |
卵が大好き |
おすすめコメント
プラハでのソビエト学校時代を共に過ごし、最後まで近くで看取った妹、井上ユリ氏(故・井上ひさし夫人)が綴る、姉・米原万里の思い出。ロシア語通訳であり、その体験を生かして綴ったエッセイやノンフィクションで読売文学賞、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した米原万里氏は、食べることが大好きだった。その食べる速度の速さも量も、実は父親ゆずり。米原家の血なのか!? プラハの小学校時代、レーニンの映画を観ては一緒にじゃがいもと卵をゆでて貪り、のちに椎名誠を読んでは時間差でカツ丼を食べに走り、姉・万里の思い出はいつも食べ物と分かちがたく結びついている。プラハの黒パン、ソーセージ、鶏卵素麺、チェコの森のキノコ、父の味・母の味、「旅行者の朝食」や「ハルヴァ(トルコ蜜飴)」など、食をめぐる名エッセイの舞台裏を明かす、米原ファン垂涎の一冊。2016年5月で没後10年となる米原万里の著作を振り返りつつ、新たなエピソードを紹介するユニークな回想録。家族の蔵出し写真も多数収録。