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ぼくは漫画大王

出版社名 文藝春秋
出版年月 2016年5月
ISBNコード 978-4-16-390463-4
4-16-390463-8
税込価格 1,430円
頁数・縦 281P 19cm

商品内容

要旨

いま台湾ミステリーが面白い。第3回島田荘司推理小説賞受賞。夢中で漫画をむさぼり読んだすべての元少年少女に贈る、企みに満ちた本格ミステリー。ミステリーは第十二章から始まる。家出していた妻が自宅に戻ると、夫が殺され息子の健ちゃんは密室に閉じ込められていた…。物語は第一章に戻り、奇数章はライバル“太っ許”と漫画大王の座を争う小学生・健ちゃん、偶数章は少年時代の事件のトラウマで鬱々とした人生を送っている妻子持ちの方志宏という男が主人公。父親と息子、二つの視点から語られるストーリーの結末と殺人事件の真犯人は?

おすすめコメント

第三回島田荘司推理小説賞受賞! 注目の台湾ミステリー 密室状態のアパートの居間に男の死体。施錠された子供部屋には男の子が一人。日本の漫画が事件のカギを握る、巧緻を極めた本格推理。

著者紹介

胡 傑 (コ ケツ)  
台湾での表記は「胡杰」。1970年、台北市生まれ。某大学教授。2013年、『ぼくは漫画大王(原題『我是漫畫大王』)』で第3回島田荘司推理小説賞を受賞
稲村 文吾 (イナムラ ブンゴ)  
早稲田大学政治経済学部卒業。大学在学中はワセダミステリクラブに所属。2014年から、電子書籍の個人出版による華文短篇ミステリ翻訳シリーズ『現代華文推理系列』を刊行中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)