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タイポさんぽ台湾をゆく 路上の文字観察

出版社名 誠文堂新光社
出版年月 2016年6月
ISBNコード 978-4-416-61680-2
4-416-61680-5
税込価格 1,320円
頁数・縦 159P 21cm

商品内容

要旨

陋巷に息づく漢字の生命力。仮名なき世界の驚異のデザイン。タイポグラフィの新しい可能性を予見する台湾で見つけたスゴい文字たち!台湾文字事情コラムも充実。

目次

到着一撃目
「排」はおいしい字なのです
ノリでイケそなパラレルワールド
外から見る異国情緒
珈琲と〓〓(コーヒー)の違いの分からない男
当て字翻訳ロゴ名人芸
日臺洗剤浪漫
丸ゴシック・サイバーパンク
ステンシルの聖地
台湾マンションタイポトレンド〔ほか〕

おすすめコメント

昭和期の商店や商品のロゴ,手描きの看板などを独自の視点で紹介し、手描き文字デザイン再評価のターニングポイントとなった名著「タイポさんぽ」が舞台を台湾に移し、あっとおどろく漢字看板の世界を追いかける。日本の看板は比較的自由に変形ができるひらがなやカタカナを中心にデザインされてきた。しかし、漢字しかない中国圏では日本人には思いもよらない、独創性あふれる漢字看板が発展している。本書は古くからの伝統文化と近代文化が入り交じる台湾の街角で見つけた楽しくも珍しい漢字看板を渉猟する。アルファベットや横文字文化をカッコイイものとして追求してきた戦後デザイン文化を乗り越え、「漢字」とそのデザインの可能性に改めて目を向ける挑戦的企画。読んで楽しく、見てためになる漢字の世界を旅しよう。

著者紹介

藤本 健太郎 (フジモト ケンタロウ)  
1973年北海道帯広生まれ。デザイン学校在学中の1993年に“Nendo Graphixxx”を結成。卒業後、インディーズTシャツブランド展開をはじめとする活動を行うかたわら、制作会社にてアートディレクター/デザイナーとして勤務。2003年からフリーランス。2011年から北海道帯広に居を移し、デザインで地元に貢献すべく模索を開始
柯 志杰 (カ シケツ)  
書体研究者、本職はプログラマー。街文字などで盛り上がるFacebookグループ「字〓(かい)」の管理者。台北の活字鋳造所「日星鋳字行」にてボランティアとして活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)