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日本古典書誌学論

出版社名 笠間書院
出版年月 2016年6月
ISBNコード 978-4-305-70808-3
4-305-70808-6
税込価格 9,900円
頁数・縦 525,27P 22cm
シリーズ名 日本古典書誌学論

商品内容

文学賞情報

2017年 第39回 角川源義賞・文学研究部門受賞

要旨

巻物や冊子といった書物の装訂や形態にはヒエラルキーがあり、書物とそこに保存されるテキストには相関関係がある。また書物に保存されているのはテキストのみではなく、書物とテキストにまつわる様々な情報も秘められているのである。そうした相関性や情報を把握した上で、作品を具体的に読み解く必要がある。既存の文学研究では明らかにできなかった事柄を、書誌学的な「読み」によって示す、古くて新しい書誌学の具体的活用法!

目次

序編
第1編 巻子装と冊子本(冊子本の外題位置をめぐって
絵巻物と絵草子―挿絵と装訂の関係について)
第2編 巻子装と歌書・連歌書(勅撰和歌集と巻子装
勅撰和歌集の面影―『新撰菟玖波集』の巻子装本をめぐって
巻子装であること―早稲田大学図書館蔵『新撰菟玖波集(政弘句抄出)』をめぐって)
第3編 源氏物語と書誌学(「大島本源氏物語」の書誌学的研究
二つの「定家本源氏物語」の再検討―「大島本」という窓から二種の奥入に及ぶ
「大島本源氏物語」続考―「関屋」冊奥書をめぐって)
第4編 平家物語と書誌学(書物としての平家物語
巻子装の平家物語―「長門切」についての書誌学的考察
「屋代本平家物語」の書誌学的再検討)
第5編 古典文学と書誌学(定家本としての枕草子
書物としての『枕草子抜書』
書物としての歴史物語
室町期東国武士が書写した八代集―韓国国立中央図書館蔵・雲岑筆『古今和歌集』をめぐって
長門二宮忌宮大宮司竹中家の文芸―未詳家集断簡から見えてくるもの)

著者紹介

佐々木 孝浩 (ササキ タカヒロ)  
1962年2月山口県生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。同大学大学院博士課程中退。国文学研究資料館研究情報部助手を経て、慶應義塾大学附属研究所斯道文庫に勤務。現在教授。専門は日本書誌学および中世和歌文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)