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災害支援ハンドブック 宗教者の実践とその協働

出版社名 春秋社
出版年月 2016年6月
ISBNコード 978-4-393-20901-1
4-393-20901-X
税込価格 2,200円
頁数・縦 258P 21cm

商品内容

要旨

災害が起きる前に知っておくべき、支援のための情報が詰まった、ハンドブックの決定版!東日本大震災から5年。宗教者災害支援連絡会での報告会をもとに、現場の宗教者と研究者が復興支援にあたっての問題点と解決法、今後への提言を具体的に語る。

目次

第1部 東日本大震災で起こったこと(はじめに―宗教団体による災害支援に期待すること
お寺は心のよりどころ―福島県からの避難者一時受け入れを通じて
被災地のまつり復興に向けて
足湯隊見聞録
福島と生きる
一被災者として
災害支援担当者への申し送り
おわりに)
第2部 東日本大震災から考える(支援を支える信仰とその支援の内容を考える―仏教を一例として
災害と心のケア
宗教施設は避難場所になりうるか―行政との連携と災害救援マップ
「信教の自由と政教分離原則」再考―東日本大震災の経験を通して
原発被災者への支援―被災地の宗教者を中心に)
第3部 今後への提言―宗援連の経験から(来るべき災害への備え
防災と宗教―第三回国連防災世界会議における宗教
宗教者と研究者の新たな連携―東日本大震災支援活動が拓いた地平
宗援連の歩み)

著者紹介

蓑輪 顕量 (ミノワ ケンリョウ)  
1960年千葉県生まれ。東京大学大学院博士課程満期退学。博士(文学)。現在、東京大学大学院教授。「宗教者災害支援連絡会」発起人・世話人
稲場 圭信 (イナバ ケイシン)  
1969年東京都生まれ。ロンドン大学大学院博士課程修了。宗教社会学博士。現在、大阪大学大学院教授。「宗教者災害支援連絡会」世話人。フェイスブック「宗教者災害救援ネットワーク」発起人。「未来共生災害救援マップ」運営者
黒崎 浩行 (クロサキ ヒロユキ)  
1967年島根県生まれ。大正大学大学院博士後期課程単位取得満期退学。現在、國學院大學神道文化学部教授。「宗教者災害支援連絡会」世話人。仮設住宅傾聴訪問活動、震災復興と神社神道についての調査研究を行う
葛西 賢太 (カサイ ケンタ)  
1966年東京都生まれ。東京大学大学院博士課程修了。博士(文学)。現在、宗教情報センター研究員。上智大学グリーフケア研究所にて、グリーフケアの担い手(災害被災者・事故遺族への傾聴者)育成に従事。「宗教者災害支援連絡会」世話人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)