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吉田茂と岸信介 自民党・保守二大潮流の系譜

出版社名 岩波書店
出版年月 2016年7月
ISBNコード 978-4-00-025469-4
4-00-025469-3
税込価格 1,980円
頁数・縦 206P 19cm

商品内容

要旨

敗戦国日本、“豊かさ”か“自立”か?二人の首相、信念と選択のせめぎ合い。その結果誕生し、うねりとなっていった保守の二大潮流。吉田と岸の攻防、それは政策の選択であると同時に、人間感情のせめぎ合いによって生まれたものだった。こうした人間の実像を解明せずして、政治の本質は見抜けない。巻末に田原総一朗・御厨貴両氏の対談を収録。

目次

序 始まりは焦土から
1 奔流する二つの系譜(終戦〜一九五五年)
2 岸の秘めた改憲構想、そして挫折(一九五七年〜一九六〇年)
3 “豊かさ”が“自立”を飲み込んでいく、しかし…(一九六〇年〜一九八〇年代)
おわりに 混迷と模索の時代へ
対談 戦後政治における二大潮流とは―田原総一朗×御厨貴

おすすめコメント

敗戦国日本、“豊かさ”か“自立”か?この人間のせめぎ合いの実像を解明せずして、政治の本質は見抜けない。

著者紹介

安井 浩一郎 (ヤスイ コウイチロウ)  
1980年埼玉県生まれ。2004年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、同年NHK入局、仙台放送局報道番組ディレクター、報道局社会番組部ディレクターを経て、2011年より報道局政治番組ディレクター。「NHKスペシャル」「クローズアップ現代+」「日曜討論」などを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)