リーディングス戦後日本の思想水脈 2
科学技術をめぐる抗争
- 金森修/編 塚原東吾/編
出版社名 | 岩波書店 |
---|---|
出版年月 | 2016年7月 |
ISBNコード |
978-4-00-027034-2
(4-00-027034-6) |
税込価格 | 5,280円 |
頁数・縦 | 301P 22cm |
シリーズ名 | リーディングス戦後日本の思想水脈 |
商品内容
要旨 |
敗戦後、平和と進歩を約束していたはずの科学と人間との幸福な関係は、先端の科学技術の発達と普及にともなって次第に軋んでいった。原爆の衝撃から復興、公害、機械化、大量消費社会の到来、二度の大震災…戦後日本社会のいくつものターニングポイントにおいて科学技術は、圧倒的な力で人間の生の在り方を変えながら、同時にカタストロフを回避するための粘り強い知性をも産み出してきた。科学の在り方を鋭く問う21篇の思索を辿りながら、「三・一一」後の科学思想の行く末を模索する。 |
---|---|
目次 |
1 敗戦と科学技術―原爆の平和利用をめぐって |