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沖縄返還後の日米安保 米軍基地をめぐる相克

出版社名 吉川弘文館
出版年月 2016年8月
ISBNコード 978-4-642-03855-3
4-642-03855-8
税込価格 6,380円
頁数・縦 240,7P 22cm

商品内容

要旨

一九七〇年代は沖縄返還が果たされた一方、米軍基地の集中化が進行した時期でもあった。なぜこの時期に基地の「固定化」が方向づけられたのか。これまで本格的な歴史研究が殆んどされてこなかった沖縄返還前後から八〇年代の動きを、日米両国の史料や聞き取り調査をもとに分析。多様に絡み合う要因を追及し、今日まで続く沖縄基地問題の起源に迫る。

目次

序章 本書の課題と分析の視角
第1章 米国のアジア戦略再編と沖縄返還交渉 一九六四〜六九年
第2章 沖縄返還実現と米軍基地縮小問題 一九七〇〜七二年
第3章 沖縄米軍基地縮小への模索 一九七二〜七四年
第4章 サイゴン陥落と沖縄米軍基地の再編 一九七四〜七六年
第5章 日米安全保障関係の進展と沖縄米軍基地 一九七七〜八五年
終章 施政権返還後の沖縄米軍基地と日米沖関係

おすすめコメント

1970年代は沖縄返還が果たされた一方、米軍基地の集中化が進行した時期でもあった。なぜこの時期に基地の「固定化」が方向づけられたのか。これまで本格的な歴史研究が殆んどされてこなかった沖縄返還前後から80年代の動きを、日米両国の史料や聞き取り調査をもとに分析。多様に絡み合う要因を追及し、今日まで続く沖縄基地問題の起源に迫る。

著者紹介

野添 文彬 (ノゾエ フミアキ)  
1984年滋賀県に生まれる。2006年一橋大学経済学部卒業。2012年一橋大学大学院法学研究科博士課程修了。現在、沖縄国際大学法学部地域行政学科准教授、博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)