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自閉症とこどもの心の研究

SQ選書 09

出版社名 社会評論社
出版年月 2016年7月
ISBNコード 978-4-7845-1728-2
4-7845-1728-6
税込価格 1,980円
頁数・縦 238P 19cm

商品内容

目次

第1部 自閉症の研究(自閉症研究はどこをさまよったか―ラターの迷走と言語観の混乱
自閉症と発達障害の研究の過去と未来
障害とは何か―精神遅滞の本質)
第2部 心の発達(身ぶりや指さしはどのような表現なのか
乳幼児の精神発達のしくみ)
第3部 発達の理論(発達の理論はどんな問題をかかえているか―一九世紀の哲学の遺残
療育理論とこども観の後退―TEACCHプログラムの問題点)
第4部 精神医学と関連領域(精神医学と言語学―こどもの言語習得過程の研究
精神医学からみた行動学―エソロジーは人間の現象を説明できるか)
第5部 心の研究と私たちの時代(こどもの心と登校拒否
人間の心の研究と三浦つとむの遺産)

出版社・メーカーコメント

精神医学に於ける「心の研究」の前進のために 21世紀は脳の時代になると言われてきた。その期待は、半分は的中し、半分ははずれている。的中したのは、生体の活動を検査する医療工学の発展と生物現象の自然科学的研究の発展であり、これによって、活動中の脳の状態が観察できるような進歩があった。はずれたのは、心の研究の進展である。21世紀の精神医学は、心の現象の研究をただ整理することですませて、背景にある心の過程の研究を避けている。人間の心の理解は停滞し、あるいは、後退しつつある。心の研究が再び前進するのは、いつなのだろうか。その答を自分で作ることができる若い読者のために、この本を刊行した。(「まえがき」より)

著者紹介

黒川 新二 (クロカワ シンジ)  
1950年北海道旭川市生まれ。1975年北海道大学医学部を卒業し、神戸大学病院で児童精神医学を学んだ。その後、兵庫県立こども病院、北海道立精神衛生センター、市立札幌病院静療院に、児童精神科医師として勤務した。また、神戸大学教育学部、北海道教育大学札幌分校、北海道大学短期医療学部等で、非常勤講師として児童精神医学の講義を行った。2013年黒川メンタルクリニックを開設し、自閉症の児童・青年・成人の診療を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)