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サイボーグ化する動物たち ペットのクローンから昆虫のドローンまで

出版社名 白揚社
出版年月 2016年8月
ISBNコード 978-4-8269-0190-1
4-8269-0190-9
税込価格 2,750円
頁数・縦 281P 20cm

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要旨

バイオテクノロジーと電子工学、コンピュータ技術は、現在に至るまでに、それぞれ驚異的な発展を遂げている。動植物のDNAを操作することにより、何世代もかかっていた品種改良がわずかな期間でできるようになった。さらには、電子回路やコンピュータ、機械を動物に埋め込むことにより身体機能や知能を高めるといった「サイボーグ化」の研究もSFの世界から現実のものになっているという。本書は、そんな動物を人間が意図するようにつくり変える技術について、その最前線の成果と進捗をリポート。またそれに伴う倫理的な問題について考察を進めている。著者は「ニューヨークタイムズ」「ネイチャー」「ワイアード」など各紙誌に執筆する新進の科学ジャーナリスト。なお本書は、優れた科学書に贈られる「AAAS/Subaruサイエンスブックス&フィルム賞」を受賞している。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2016年08月31日]

商品内容

要旨

バイオテクノロジーは動物をどのように作り変えたのか?リモコン操作できるラット、緑色に発光するネコ、製薬工場と化したヤギ…現代科学が生み出す改造動物の最前線。

目次

第1章 水槽を彩るグローフィッシュ
第2章 命を救うヤギミルク
第3章 ペットのクローン作ります
第4章 絶滅の危機はコピーで乗り切る
第5章 情報収集は動物にまかせた
第6章 イルカを救った人工尾ビレ
第7章 ロボット革命
第8章 人と動物の未来

著者紹介

アンテス,エミリー (アンテス,エミリー)   Anthes,Emily
科学ジャーナリスト。「ニューヨークタイムズ」「ネイチャー」「サイエンティフィック・アメリカン」「ワイアード」「ボストン・グローブ」などの各紙誌に執筆。マサチューセッツ工科大学からサイエンス・ライティングの修士号、イェール大学から科学史・医学史の学士号を取得。ニューヨークのブルックリン在住。『サイボーグ化する動物たち』で、優れた科学書に贈られる「AAAS(アメリカ科学振興協会)/Subaruサイエンスブックス&フィルム賞」を受賞している
西田 美緒子 (ニシダ ミオコ)  
翻訳家。津田塾大学英文科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)