漱石の漢詩
文春学藝ライブラリー 雑英 29
出版社名 | 文藝春秋 |
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出版年月 | 2016年8月 |
ISBNコード |
978-4-16-813067-0
(4-16-813067-3) |
税込価格 | 1,254円 |
頁数・縦 | 276P 16cm |
商品内容
要旨 |
元来僕は漢学が好きで随分興味を有つて漢籍は沢山読んだものである―少年期から漢籍に親しんだ漱石は、英文学でなく漢文学で身を立てようとまで考えていた。その漱石漢詩をつぶさに吟味しつつ、杜甫や李白など唐代の漢詩人の影響を考える。吉川幸次郎の漱石研究に先んじた斯界の第一人者による決定版! |
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目次 |
1(漱石漢詩の展開 |
おすすめコメント
没後百年、文豪・漱石が遺した「もう一つの世界」 「幼少期は英語より漢学が好きだった」と語る漱石。未だ色あせないその漢詩の世界の魅力を、杜甫や王維と比較しながら縦横に論ずる。