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地産地消の歴史地理

出版社名 古今書院
出版年月 2016年8月
ISBNコード 978-4-7722-5292-8
4-7722-5292-4
税込価格 3,630円
頁数・縦 312P 21cm

商品内容

目次

第1部 農耕技術の歴史地理(農耕技術から地域性を探る
近世農書はなぜ水田の冬期湛水を奨励したか
近世における早稲作の目的と早稲の作付割合
三河田原藩領の農民はなぜ大蔵永常が奨励した水田二毛作をおこなわなかったか
三河国渥美郡羽田村浄慈院の自作地の耕作景観
三河国渥美郡羽田村浄慈院の人糞尿の汲みとり先と下肥の施用状況
豊橋市域の中部と南部における稲干場の立地場所
美作国『江見農書』の耕作技術の性格)
第2部 庶民の日常食の歴史地理(庶民の日常食を検証した国の位置付け
農民が日常食べた麦飯の米と麦の割合
近代越後平野における庶民の日常食
近代三河国庶民の日常食
近代尾張国庶民の日常食
近代尾張国庶民が日常食べた麦飯の米と麦の割合
近代香川軍庶民の日常食
近代出雲国庶民の日常食
16世紀後半〜20世紀前半に日本を訪れた外国人が記述した日本庶民の日常食)

出版社・メーカーコメント

近世の農書を手がかりに「適地適産」の実態を明らかにし、庶民の日常食材を記した記録類から「地産地消」の事例を紹介する。近世の農書を手がかりに「適地適産」の実態を明らかにし、庶民の日常食材を記した記録類から「地産地消」の事例を紹介する。

著者紹介

有薗 正一郎 (アリゾノ ショウイチロウ)  
1948年鹿児島市生まれ。1976年立命館大学大学院文学研究科博士課程を単位取得退学。1989年文学博士(立命館大学)。近世の農耕技術と近世〜近代庶民の日常食を尺度にして、地域の性格を明らかにする作業を40年余り続けてきた。現在、愛知大学文学部教授(地理学を担当)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)