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信長さまはもういない

出版社名 光文社
出版年月 2016年8月
ISBNコード 978-4-334-91110-2
4-334-91110-2
税込価格 1,540円
頁数・縦 245P 19cm

商品内容

要旨

「貴様はどうも面白うないぞ!」生真面目な池田恒興は、不満げな主君・織田信長から秘伝書を渡される。そこには、戦や政において彼が感得したことが記されていた。本能寺の変にて信長亡き後、喪失感にさいなまれる恒興。なぜなら、乳兄弟でもあり、最も古い家臣の一人として彼の背中だけを見つめてきたのだ。遺された秘伝書は、苦境の度に恒興の危難を払ってくれる。長久手の戦いの絶体絶命の窮地にも、それが救ってくれると信じていたが…。時代小説の若き新星が、戦国の世のトップに仕えた男の苦悩と葛藤を描く、書下ろし長編!

おすすめコメント

時代小説界の新星が、戦国の世に采配し仕える男・池田恒興の悲哀を描く、注目の書下ろし長編!

著者紹介

谷津 矢車 (ヤツ ヤグルマ)  
1986年東京都生まれ。駒澤大学文学部歴史学科考古学専攻卒。2012年「蒲生の記」で第18回歴史群像大賞優秀賞受賞。2013年『洛中洛外画狂伝 狩野永徳』でデビュー。若手の時代小説家として注目される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)