• 本

目の見えないアスリートの身体論 なぜ視覚なしでプレイできるのか

潮新書

出版社名 潮出版社
出版年月 2016年9月
ISBNコード 978-4-267-02059-9
4-267-02059-0
税込価格 902円
頁数・縦 204P 18cm

商品内容

要旨

あなたは目をつぶって一〇〇メートルを走れますか?リオ戦士たちの「目で見ない」世界はおもしろい。

目次

第1章 視覚なしのスポーツを見る方法(空間の人工性
ゲームの条件としての「視覚なし」
目の見える人との関わり)
第2章 ブラインドサッカー―落合啓士選手・加藤健人選手の場合(ブラインドサッカーとの出合い
攻撃中は主観ショットでビジュアル化 ほか)
第3章 競泳―木村敬一選手の場合(世界レベルでも珍しい見た記憶がない水泳選手
試行錯誤して確立したパワータイプの泳ぎ ほか)
第4章 陸上競技―高田千明選手の場合(目が見えなくなったことには気づかなかった
短距離―選手と伴走者の距離はたったの一〇センチ ほか)
第5章 ゴールボール―安達阿記子選手の場合(弱視の見え方はさまざま
初めての目隠しでパニック ほか)

著者紹介

伊藤 亜紗 (イトウ アサ)  
1979年東京都生まれ。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授。専門は美学、現代アート。もともとは生物学者を目指していたが、大学三年次に文転。2010年に東京大学大学院博士課程を単位取得のうえ退学。同年、博士号を取得(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)