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交わらないから面白い日韓の常識

祥伝社新書 480

出版社名 祥伝社
出版年月 2016年9月
ISBNコード 978-4-396-11480-0
4-396-11480-X
税込価格 924円
頁数・縦 290P 18cm

商品内容

要旨

慰安婦問題で日韓合意が成されたが、一〇億円を拠出する「慰安婦財団」の行方など、残された問題は多い。韓国との溝。国交正常化五〇年を経ても、未だ埋まらない。隣国とはいえ、韓国の社会は日本とは文化も歴史も暮らし方も、まったく違うからだ。その違いを、学校教育、食文化、旅文化といった身近な事柄から知り、消えない「反日感情」の秘密に迫るのが本書である。日韓は同盟国ではなく、また同盟国になるべきではない、との著者の主張を裏づける、数多の事実が本書には盛り込まれている。

目次

1 日本の子どもが知らない、百万ウォンの児童会役員選挙戦
2 運気を求めて大統領の生家巡り、冷飯嫌いで駅弁は無縁
3 「さすらい」といえば格好いい、ホームレスだった旅人たち
4 国の宝、山中銀行に千ドル貯金の洋公主を探した旅の記憶
5 旅は「おんな買い」社会を支えた孝女列伝第二弾、観光妓生
6 汗も血も祖国のために捧げた男たちが向かった、異国の旅路
7 黄色いジャケットの女旅。秋波に揺れた大統領の豹変
8 あの世とこの世が続く国の嫉妬と彼岸はどこに
9 ただの世界遺産の旅が、因縁の孫と娘の死闘になったわけ
10 対日協力者から反日聖女へ。告げ口外交と夫婦げんか道
11 時間は薬。されど和解の終着駅は永遠に見えず

出版社・メーカーコメント

元朝日新聞ソウル特派員が明かす、驚きの隣国のすべて! 親日? 反日? それとも嫌日? 誰も知らなかった本当の韓国がここに! こんな韓国、知っていましたか? ○百万ウォンかかる小学校の児童会役員選挙戦 ○「いただきます」がない給食 ○子供相手の雄弁塾が大流行 ○国内旅行は駅弁なし ○子を輸出する国 ○夫婦げんかは他人に見せて聞かせるもの ○国を信じない国民 ○ランドセルは軍国主義の残滓(ざんし) ○旅の基本は「おんな買い」…… ■元朝日新聞ソウル特派員が見た、驚きの韓国! 慰安婦問題で日韓合意が成されたが、10億円を拠出する「慰安婦財団」の行方など、残された問題は多い。韓国との溝(みぞ)。国交正常化50年を経ても、未だ埋まらない。隣国とはいえ、韓国の社会は日本とは文化も歴史も暮らし方も、まったく違うからだ。その違いを、学校教育、食文化、旅文化といった身近な事柄から知り、消えない「反日感情」の秘密に迫るのが本書である。日韓は同盟国ではなく、また同盟国になるべきではない、との著者の主張を裏づける、数多(あまた)の事実が本書には盛り込まれている。

著者紹介

前川 惠司 (マエカワ ケイジ)  
1946年東京生まれ、1971年慶應義塾大卒、朝日新聞入社。出版写真部、川崎支局、週刊朝日編集部、外報部、記事審査部、朝日新聞インターナショナル(シンガポール)などを経て2006年退社。1990年代の外報部時代はソウル特派員として現地取材に当たった。現在、フリージャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)