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メメントモリ・ジャーニー

出版社名 亜紀書房
出版年月 2016年9月
ISBNコード 978-4-7505-1485-7
4-7505-1485-3
税込価格 1,760円
頁数・縦 265P 19cm

商品内容

要旨

人生は、しばしば旅にたとえられる。その場合、旅の終わりは「死」ということになるのだろうか。遠く離れた土地で抱いた気持ちを文章にしていくことは、翻って自らの人生を捉え直すきっかけとなった。死を想うと、生が明滅してスパークする。突き動かされるようにして、オリジナル棺桶を作りにアフリカはガーナへ渡ったメレ山メレ子。時を同じくして手に入れた新居に、ついにポテト・コフィンがやって来た…!メレ山メレ子が「旅と死」をテーマに綴るエッセイ、その名も『メメントモリ・ジャーニー』!

目次

世界は移動を拒んではいない
生者と死者の島
標本作りという弔い、そして伝染する好奇心
越後妻有、怒涛のセンチメンタル
自由なハリネズミの巣箱
魂の向かう山、死後の住所
旅人とスピリチュアル
移動してもしなくても、世界は混ざって変わりつづける
老いに立ち向かうための戦車
遠くに行く人のお助けマン
ガーナ棺桶紀行(大きなお守り
ポテトチップス・コフィン
フェスティバル・オブ・リビング・シングス
人生を捨てさせる装置
ヤギの血の祝福)
新しい故郷
孤独を乗りこなす力、ささやかなお祈り

著者紹介

メレ山 メレ子 (メレヤマ メレコ)  
1983年大分県別府市生まれ。平日は会社員として勤務。2012年から、昆虫研究者やアーティストが集う新感覚昆虫イベント「昆虫大学」の企画・運営を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)