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ふくしま讃歌 日本の「宝」を訪ねて

出版社名 新日本出版社
出版年月 2016年9月
ISBNコード 978-4-406-06047-9
4-406-06047-2
税込価格 1,760円
頁数・縦 214P 19cm

商品内容

要旨

歌枕、祭や伝統芸能、手仕事…有形無形の文化が今なお日々の暮らしに息づく。俳人が震災後の福島に見出した日本文化の源流。

目次

知・二〇一三年度―震災から二年の福島を訪ねて(花見山/福島市―阿武隈川の綺羅も加へて花明り
慧日寺/磐梯町―風青ければ風鐸の鳴りやまず ほか)
情・二〇一四年度―震災から三年の福島を訪ねて(うつくしま花行脚/郡山市・三春町・富岡町・福島市―追ふやうに追はるるやうに花行脚
鰊鉢/会津美里町―緑さす蔵を出でたる鰊鉢 ほか)
哲・二〇一五年度―震災から四年の福島を訪ねて(雛流し/三島町―しばらくは風に押されて流し雛
奥会津吟行会―囀の山から山へ只見線 ほか)
継・二〇一六年度―震災から五年の福島は(原釜神楽/相馬市―わたつみへ花舞ひやまぬ神楽かな
までい着/飯舘村―花ごろも仮設住宅へ戻りけり)

おすすめコメント

グローバル化や震災を経た今なお福島に伝わる有形無形の文化。俳人が福島に見た日本文化の源流とは――?!震災後を旅した紀行文。

著者紹介

黛 まどか (マユズミ マドカ)  
俳人。神奈川県生まれ。2002年、『京都の恋』で第2回山本健吉文学賞受賞。2010年4月〜2011年3月、文化庁「文化交流使」としてパリを拠点に欧州で活動。近年はオペラの台本執筆、校歌の作詞、舞台での朗読など、幅広い分野で活躍している。現在、「日本再発見塾」呼びかけ人代表、「公益財団法人東日本鉄道文化財団」評議員(平成28年度「地方文化事業支援福島沿岸地域の3事業実行委員会」顧問)、「国立新美術館」評議員、株式会社ワコールホールディングス社外取締役、北里大学客員教授、京都橘大学客員教授、昭和女子大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)