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ビジネスZEN入門

講談社+α新書 748−1C

出版社名 講談社
出版年月 2016年10月
ISBNコード 978-4-06-272961-1
4-06-272961-X
税込価格 924円
頁数・縦 203P 18cm

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要旨

かのスティーブ・ジョブズが日本の「禅」に傾倒していたことはよく知られている。それ以外にも外国人の経営者やデザイナーなどで禅に影響を受けたと公言する人は多い。米国では禅を含む仏教を信仰する人が近年増えているとも聞かれる。しかし、それらすべての人が本来の禅の教え、禅の本質を理解しているとは限らないのではないだろうか。本書では、海外に禅を紹介する機会も多い禅僧である著者が、真の禅の教え、他の宗教や瞑想法との違いなどをわかりやすく解説。海外や国内のさまざまな人々との交流のエピソードを明かしながら、ビジネスにも応用可能な禅の理解の仕方や実践について紹介している。著者は京都にある妙心寺退蔵院副住職。日本の禅宗の代表の一人として前ローマ教皇に謁見、ダライ・ラマ14世との会談、ダボス会議への出席など幅広い活動を続けている。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2016年11月29日]

商品内容

要旨

世界中でビジネスに禅が求められる理由は!?

目次

はじめに ダボス会議で「禅」を求めたリーダーたち
第1章 世界のリーダーはなぜ“ZEN”が好きなのか?
第2章 外国人に「禅」はわかるのか?
第3章 禅は「グローバル」に通じる道
第4章 ビジネスパーソンに贈る「実践できる」禅の教え
第5章 「おわりに」に代えて

おすすめコメント

「本来の禅の教えを現代のビジネスパーソンに 示唆できる人、それが大耕さん!」 伊藤穰一(MITメディアラボ所長) 推薦! スティーブ・ジョブズがアイデアやインスピレーションにおいて、禅に影響を受けたことは、ビジネスパーソンなら周知の事実です。欧米では今や「マインドフルネス」が、グーグルやアップル、ナイキ、インテルといった世界の優良企業で、経営や社員研修のやり方、リーダーシップの育て方などを実践するために取り入れられています。そのメソッドは、日本にも最近「輸入」されてきました。この「マインドフルネス」は、仏教の瞑想法に由来しているところから、同一視する人々もたくさんいます。この本では、世界のビジネスリーダーたちが、たしなんでいる「ZEN」を、どのように皆さんも実践できるのか、について、とても分かりやすくお伝えする入門書です。著者の松山大耕さんは、京都にある妙心寺退蔵院副住職として、TEDに登壇したり、ダボス会議に出席したり、世界の宗教者たちと交流を続けている、仏教界の若き知性の代表的存在として注目されています。

著者紹介

松山 大耕 (マツヤマ ダイコウ)  
妙心寺退蔵院副住職。1978年京都市生まれ。2003年東京大学大学院農学生命科学研究科修了。埼玉県新座市・平林寺にて3年半の修行生活を送った後、2007年より退蔵院副住職。2009年5月、政府観光庁Visit Japan大使。2011年より京都市「京都観光おもてなし大使」。2016年『日経ビジネス』誌の「次代を創る100人」に選出される。2011年には、日本の禅宗を代表してヴァチカンで前ローマ教皇に謁見、2014年には日本の若手宗教家を代表してダライ・ラマ14世と会談し、世界のさまざまな宗教家・リーダーと交流(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)