• 本

文豪に学ぶ手紙のことばの選びかた

出版社名 東京新聞
出版年月 2016年10月
ISBNコード 978-4-8083-1015-8
4-8083-1015-5
税込価格 1,540円
頁数・縦 213P 19cm

商品内容

要旨

ルールに縛られ、ついつい後回しにしてしまう手紙。でも、偽(儀)礼を廃して、心の赴くままをしたためれば、きっと気持ちは伝わるはず。漱石や鴎外、芥川や太宰がそうだったように…生活手紙文研究家がエッセイ風に解説した手紙のシーンごとに参考にしたい文豪たちの珠玉のことばを紹介。

目次

第1章 あいさつ・交際(年賀状
寒中見舞い
卒業祝い ほか)
第2章 思いを伝える(ラブレター
恋文のススメ
お祝い ほか)
第3章 形式・作法(拝啓と敬具
書き出し
返信の書き出し ほか)

おすすめコメント

筆不精さんも筆まめさんも、文豪の知恵を拝借して、ちょっと気の利いたお便りを書いてみませんか?   「いまどきLINEとかメールがあって、通信手段には事欠かないのに、わざわざ手紙なんて!だいいち決まり事がたくさんあって面倒くさい!でも、お礼状は書かないといけないし・・・」もちろん決まりごとは大事だけれど、かの文豪たちだっていつも格式ばった手紙ばかりを書いていたわけではありません。語りかけるように、思いつくままに書かれた手紙のことばたちは、生き生きとして、飾り気などありません。 大事なのは「キモチ」を伝えること。「儀礼」が「偽礼」になってしまっては本末転倒です。是非とも本書に収録した漱石や鴎外、芥川や太宰たちの珠玉の手紙のことばから「気持ちを伝える極意」を学んでみてください。

著者紹介

中川 越 (ナカガワ エツ)  
昭和29(1954)年東京都生まれ。生活手紙文研究家。雑誌・書籍編集者を経て、執筆活動に入る。古今東西・有名無名を問わず、さまざまな手紙から手紙のあり方を考える。また、近代文学の文豪たちの書簡を手がかりに、手紙の書き方の奥義を学びその成果を紹介するなど、多様な切り口から手紙に関する書籍を執筆し、手紙の価値や楽しさを伝えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)