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浮遊霊ブラジル

出版社名 文藝春秋
出版年月 2016年10月
ISBNコード 978-4-16-390542-6
4-16-390542-1
税込価格 1,430円
頁数・縦 180P 20cm

商品内容

文学賞情報

2017年 第27回 紫式部文学賞受賞

要旨

ただ生きてきた時間の中に溶けていくのは、なんて心地よいことなんだろう。卓抜なユーモアと鋭い人間観察、リズミカルな文章と意表を突く展開。会心の短篇集!

おすすめコメント

初の海外旅行を前に死んでしまった私。幽霊となって念願の地を目指すが、なぜかブラジルに到着し……。川端賞受賞作「給水塔と亀」を含む、会心の短篇集! 【収録作】 「給水塔と亀」…定年を迎え製麺所と海のある故郷に帰った男。静謐で新しい人生が始まる。〈2013年川端康成文学賞受賞作〉 「うどん屋のジェンダー、またはコルネさん」…静けさのないうどん屋での、とある光景。「アイトール・ベラスコの新しい妻」…ウルグアイ人サッカー選手の再婚の思わぬ波紋。「地獄」…「物語消費しすぎ地獄」に落ちた女性小説家を待つ、世にも恐ろしい試練とは。「運命」…どんなに落ち込んでいても外国でも、必ず道を尋ねられてしまうのはなぜ? 「個性」…もの静かな友人が突然、ドクロ侍のパーカーやトラ柄で夏期講習に現われて… 「浮遊霊ブラジル」…海外旅行を前に急逝した私。幽霊となって念願の地をめざすが。

著者紹介

津村 記久子 (ツムラ キクコ)  
1978年、大阪府生まれ。2005年、「マンイーター」(刊行時に「君は永遠にそいつらより若い」に改題)で第21回太宰治賞を受賞しデビュー。08年、『ミュージック・ブレス・ユー!!』で第30回野間文芸新人賞、09年、「ポトスライムの舟」で第140回芥川賞、11年、『ワーカーズ・ダイジェスト』で第28回織田作之助賞、13年、「給水塔と亀」で第39回川端康成文学賞、16年、『この世にたやすい仕事はない』で芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)