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映画と歩む、新世紀の中国

出版社名 晶文社
出版年月 2016年10月
ISBNコード 978-4-7949-6937-8
4-7949-6937-6
税込価格 2,310円
頁数・縦 305,12P 20cm

商品内容

要旨

映画は時代や社会を映し、その国の一端を垣間見させてくれる。また、歴史や社会問題、時代の空気を知れば、より映画を楽しむことができる。戦争や文化大革命の傷跡が、いまだ社会のあちこちにひそむ中国で、人々の暮らしや夢はどのように描かれるのか。著者が現地で体感した、映画大陸・中国の“現在”を伝える。

目次

1部 歴史をたどる(現代史の荒波の中で
天災と人災を描く
改革開放の「その後」
対置される地方と都市)
2部 現代中国の諸相(社会の暗部をえぐる
現代人の孤独
農村の現実を描く
多様化する家族のかたち
日常の細やかな描写
つながる世界と人、または表現の地平線)

著者紹介

多田 麻美 (タダ アサミ)  
1973年に大分県で生まれ、静岡県で育つ。京都大学卒業。京都大学大学院中国語学中国文学科博士前期課程を修了。2000年より北京在住。北京外国語大学ロシア語学院にて2年間留学後、北京のコミュニティ誌の編集者を経て、フリーランスのライター兼翻訳者に。おもなテーマは北京の文化と現代アート(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)